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2019年9月25日 (水)

リンゴの葉摘み作業(1)

「リンゴは葉が多いほど光合成するので、葉っぱが多いほど美味しいリンゴになる」という理屈で「葉とらずリンゴ」なるものがある。しかし、実の周りに葉っぱがあると陰を作りその部分が赤く色づかないので色ムラのあるリンゴになってしまう。もう一つの方法として、果実に日光をたっぷり当てることでりんごは美味しくなっていく。

9月下旬になると、りんごの大きさは大体決まってきて、少しずつ赤く色づいてくる。この時期にリンゴの実の周りの葉っぱを摘み取り、りんごの実全体に日光を当てておいしそうな赤色に色づくようにしてやる。この作業が「葉摘み」と言われている。赤色は食欲をそそる色なのだ。

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葉を取りすぎると光合成が少なくなり栄養分が果実に行きわたらなくなるので、葉摘みの程度を加減することが重要と言われている。 

葉摘み作業を始める前に農園主からリンゴの葉摘みのポイントを教えてもらった。

①リンゴの果台の周りにある葉っぱは取ってしまう。

果台とは、りんごの実を支えるツル(果梗)の少し上にある膨らんだ部分のこと。果台は葉もあり、その先にはリンゴの実ができ、翌年の花芽になる新梢も伸びてくる重要な部分なのだが、果台にある葉はこの時期になると実に養分を供給する役目を終えているので取ってしまっても構わない。実への養分は他の葉っぱが供給してくれるので、実を日光にしっかり浴びさせてやることがおいしいリンゴができる秘訣なのだ。
②りんごの実に陰を作っている葉っぱは取ってしまう。

隣の枝にある葉っぱは結構大きな陰を作る。日光が入る方向を確認しながら慎重に摘んでいかなければならない。

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果台からから出た副梢のことを「果台枝(かだいし)」といい、これが来年の枝の元になる。但し、これが2本あるとお互いが養分を取り合って果実の肥大を妨げてしまうので、1本だけにする方が好ましい。

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この農園での作業時間は9:00~17:00。通常は8:00から開始の農園が多いが、朝の気温が低い時間に葉摘みをするとその部分が日焼けしてしまう。なので、9:00から10:00までは北側の枝や木の内側だけの葉っぱを摘み、10:00から外側を含めた通常の葉摘み作業になる。あまり急激に変化を与えるのは良くないとのこと。リンゴはデリケートなんだ。

この作業は10月20日ごろまで続く。

お気に入りの曲

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 An Old Fashioned Love Song/Three Dog Night

 https://www.youtube.com/watch?v=hkdNvCVGFYg

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