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2018年12月17日 (月)

干し柿の「ほぞ切り」作業

リンゴの収穫作業が終わり、今年の果樹作業はもうないと思っていたら、市田柿の「ほぞ切り」作業が入ってきた。「ほぞ」とは、この地域だけの名称かもしれないが、柿のへたの下にある果軸(果梗枝)のことをいう。

Fruit_kaki具体的には、柿を乾燥させているのれんから実を外し、ほぞ(果軸)を切り取る作業だ。

ほぞを切る作業の前にのれんに吊るされている柿を外さななければならない。

その方法は、一番下の実を手で外し、その後上下逆さまにし垂直方向に揺すってやると比較的楽に外れる。(作業動作がチョット鈍い動画を参照)

柿をのれんから外し、コンテナに集めそのほぞを順次切り取っていく。

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ほぞ切り作業の動画(一人さみしく、ふてくされてやっている感じやね)

ほぞを切り取った後は、柿もみ工程に入る。

柿もみの作業場は隣のハウス内で行われており、回転ドラム式の柿もみ機が2台ある。

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柿もみの動画

柿もみは、柿の中心部の水分を押し出してシワのないやわらかな干し柿を作り、きめ細かい粉を出させるための大事な作業。穴のあいたドラム式の柿もみ機にいれ、回転させることにより果実の内側に残っている水分を表面に出させる。その後、ドラムから出して天日干しを行う。この作業を3~4回繰り返すと表面に白い粉(ブドウ糖)が徐々についてきて見た目にもきれいな干し柿が出来上がる。

天日干しの様子(天日干しと言っても実際はビニールハウス内で行う)

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表面に白い粉が確認できれば市田柿が完成する。その後、大きさ等の仕分けが行われ、最寄りのJA集荷場に持って行く。あるいは包装したものをJAに持っていってチェックを受ける。

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完成品は、化粧箱やビニール袋などに入れて出荷される。

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今回のほぞ切り作業は初めてだったが、一部ではあるが収穫後の工程が理解できてよかった。 

収穫時にほぞが取れてしまうと、のれんに吊るす作業に余分な手間がかかるだけでなく、のれんから外す時にはもっと手間がかかる。それにほぞが取れた柿は、金属で柿の実を挟んで吊るされるのでその部分が腐食しやすくなるのだ。

お気に入りの曲

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Comes Love - Janet Seidel

この曲は多くのアーティストが歌っているが、ジャネット・サイデルが最高だ。ジャズ評論家寺島靖国さんも絶賛している。

https://www.youtube.com/watch?v=-NDrf3ntZFs

 

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