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2012年5月24日 (木)

梨栽培の補助業務

梨栽培の補助業務

≪4月≫

①枝の回収・運搬…剪定が終わった後の枝を拾い集め、運搬車で焼却場へ持って行きます。ナシの鉄線棚は低いので腰をかがめたまま歩くことになり、注意散漫な私は枝に頭をよくぶつけます。これはかかなり痛い。(>_<)

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②紐切り…鉄線棚に縛られていた枝の紐をハサミで切り取る。(束縛されていた枝を自由にしてやる)

③ペースト塗り…剪定作業時にノコギリなどで切り取られた箇所に殺菌剤入りのペースト(トップジンMペースト)を塗り病害を防ぎます。

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④芽たたき(摘蕾)…鉄線棚から上に伸びた枝には実をならせないので、不要な枝の花芽を指で叩き落とします。

⑤摘花…③の作業で時期が遅くなれば花芽が成長して花になっていますので、鉄線棚から上に伸びた枝の花をすべて摘み取ります。

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⑥受粉用の花摘み…「松島」という品種の花をすべて摘み取り、解葯機でおしべを加温して花粉を採取します。おしべは花粉が出ると黄色くなり、この黄色い粉を受粉用に使います。Photo_7
⑦受粉作業…採取した花粉を白いボンボン(ぼん天)で梨の花のめしべの中心をめがけてにポンポンと軽くなでるようにして受粉させます。

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右側は赤松子を混ぜて着色した花粉をぼん天につけて受粉させています。色付けすることにより受粉されていない花の有無を確認できます。

≪5月≫

⑧摘果作業…花芽が成長して結実してくると間引き(不要な実を落とす)します。こうすることにより、果実に養分が行き届き大きくておいしい梨ができます。間引きしないとみんなが養分を取り合い小さい果実しかできません。

下の方が一番早く結実しますので、下から1番果2番果と数え、1番果は大きくならないので必ず取ります。 一番上の7番果・8番果も糖度が上がらないので取ります。それ以外の2番果から6番果の中で一番大きくて形がいいものを 一つ選び残します。

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一番果は躊躇なくハサミで切り落としましたが、残った実からどれを残そうかなと迷いました。こういう作業では性格の優柔不断さが出てしまう(笑)。

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最終的に残した実です。

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間引きで切り落とされた実です。言いかえれば 生まれた順番と勢力争いに敗れた実です。(戦いに敗れるとこんな風になる。気を引き締めよう!)

摘果作業は現在も続いていますが、鉄線棚の下から腰をかがめ上向き作業になりますので、腰が痛いやら首がダルイやらで結構たいへんな作業です。

≪その他の作業≫

・ハウス内の草刈り、草むしり

腰と膝を曲げた状態での作業になり、長時間になるとこれもきつい作業です。

・コメの種まき

 水稲培土の上に種をまきます。

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蒔いた種の上に水稲培土をかぶせて、育苗器(加温器)に入れ発芽を待ちます。

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スライドショー

2012年5月17日 (木)

りんごの摘花作業実践

先日りんごの摘花作業の講習会に参加しましたので、今回実際に摘花作業を行なってきました。

≪りんごの2年枝摘み≫

冬を越した林檎の樹木は自身が蓄えた“貯蔵養分”を使い可憐な白い花を咲かせます。養分は枝の先端に集まる傾向がありますが、昨年の春に新しく伸びて、今年の春で2年目になる枝(2年枝)には十分に貯蔵養分が蓄えられていません。また、2年枝に咲く花は小さくおいしい果実になりません。そのため、2年枝の花は全部摘み取ります。ただし先端にある中心の花だけは残します。(先端の中心花も摘み取る農家もありますが.....)

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枝がプクッと膨れて節がある所から先端までが2年枝です。2年枝に咲いている花は先端の中心花だけを残し全部摘み取ります。

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≪一輪残し≫

2年枝の摘花が終われば、すべての枝の中心花だけを残し側花はすべて摘み取ります。

 

なぜ中心花だけ残すののだろう?中心花は周りの側花に先駆けて早く咲き、一足早く受粉して実を太らせようとするので大きくて品質の良い果実がなるからです。

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≪摘花作業風景≫

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        一日の作業を終え、解散!(お疲れ様でした)

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≪以外に高い≫

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りんごの摘花作業は3本足の脚立(三脚)を用いて実施します。右が6尺(高さ1m80cm)左が9尺(高さ2m70cm)の三脚です。どちらも上から2段目に立つと脚立の最上部から体がかなり浮きますので高所が苦手な私にとってはかなり緊張感が増してきます。さらに作業中時折強風に見舞われますので危険な作業でもあります。

2012年5月10日 (木)

野菜の発芽と植付け

暖かくなってきましたので、野菜達が活発になる時期がやって来ました。それと共に雑草もたくましくなってきますので、これからは格闘の季節になりそうです。

≪発芽状況≫

種蒔きした野菜がようやく芽を出してきました。これから順調に育ってくれればいいのですが.......。

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畑に直播きした種から元気よく育ってきました。

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ポットに種をまきようやく発芽しましたが、なんだか元気がなく、そのうちに枯れてしまうのではと心配心配。

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一か月前、畑の一角にそのまま直播きしたアスパラとニラ。寒さにやられダメかと思っていましたが無事発芽に成功!ヨカッタ、ヨカッタ。

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≪畑の野菜≫

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キャベツが遅まきながら結球し出してきました。
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イチゴの花が咲いてきました。この調子なら上手く実がなるかな?(鳥とか虫の被害にあわなければ)

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アスパラは種蒔き分がダメだろうと思って少しだけ苗を買って来て植えた分です。畑に直播きし発芽した物を追加で植え付けの予定。

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ニンニクはもらった苗を植えたものですが、グングン成長しています。こんなにたくさんとれても困るんだけど。

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ジャガイモは種イモから元気よく葉っぱを出してきました。サトイモは現在黒マルチの中に種イモが眠ったままです。そのうち地中から顔を出すでしょう。

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サツマイモは間違って親株を買ってしまいました。苗ツルを買って植え付けるだけでよかったのですが、現在トンネル内でツルを栽培中です。

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豆類もツルがのび、花が咲き出してきました。

≪スライドショー≫2012 0505天竜峡花の里信州大そば祭り

2012年5月 4日 (金)

りんごの摘花作業

りんごの花が咲き始めると果樹農家の人々は“摘花”という作業に追われます。
余分な花を摘むことで、樹体に負担をかけず1つのりんごに十分な栄養が集まるようにし、美味しいりんごを作ります。先日この摘花作業の講習会に参加してきました。

≪摘花作業≫ 

花は、中心花だけを残し周りの側花はすべて摘み取ります。

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りんごの花は、中心に1つ中心花があって、その周りに平均4つの側花がありますが、その側花を全部取る花摘みの作業をします。(下図)

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Photo_4それだけなら簡単なのですが、りんごの木は複数の枝が混み合っていますので、どの枝のどの花を残すかが問題になります。
りんごは左図のように前年に実がなった枝の元から出た果台枝につく果実が最もおいしいと言われています。

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上の作業が摘花と言われています。フジの場合、最終的に葉っぱ60~75枚につき1つの実をならすのが理想的と言われていますが、これは仕上げ摘花の時で1回目の摘花ではそんなことは意識しなくてもいいようです。葉っぱ何枚というより何cm間隔に1つの実という表現の方が分かり易いような気がしますが---------。葉っぱの数が多いほど枝への養分の流れがよくなり美味しいりんごを収穫することができるということです。

花はだんだん実になっていくのですが、そうなると作業名が摘花から摘果に変わります。作業をする時期によって作業名が変わりますが、中心だけを残すとういう作業は同じです

今回の受講でりんご栽培をやろうというわけではありませんが、知識として知っておけば果樹農家への作業補助に参加できるメリットがあります。(知識だけで実践にどれだけ役にたつか疑問ではありますが....) 

今回の作業は1回目の摘果作業で荒摘果と呼ばれています。荒摘果で残った果実の中から最終的に残す果実を決める仕上げ摘花がそのあと実施されます。

仕上げ摘花の段階で“葉っぱ60~75枚につき1つしか実をならせない”ここがポイントらしい。たくさん実をならせるとそれだけ養分が分散され美味しい果実ができないってことか。 

リンゴの実は、受精してから約30日間は細胞の数が増える期間なんです。この期間に実の数が多いと栄養が分散されてしまい、1個1個の実の細胞数が少なくなります。細胞数が少ないと小さいリンゴになってしまい美味しくならないということ。 

ということは、りんごは大きいほうが美味しいのかな?そんなに単純ではないだろう.......ネ。

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一本のりんごの木は摘果しなければ、小さな木で約450個、大きな木だと約2300個の実がなります。果樹農家では、摘果するることで小さな木で140個くらい、大きな木で750個くらいの実がなるようにして美味しいりんごを作っています。

2012年5月 1日 (火)

果樹の花が咲き出すと

果樹園が花盛りになりました。

桜の花もいいけれど、桃・梨・りんごの花もすばらしい。

≪桃の花≫

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≪なしの花≫

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≪りんごの花≫

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ところで果樹農家では花が咲いた!きれいだ!なんて言ってる場合ではありません。花が咲くと忙しくなるんです。美味しい実をならすための受粉作業が待っています。

花粉がある品種であれば、自家受精しますが、

・花粉のない品種は、花粉のある品種の花を摘み取り、これを解葯(オシベを加温して花粉を取り出す)し、その花粉で人工的に受粉をしてやる必要があります。

受粉はミツバチに任せる場合もありますが、梨の花は花粉が少ないため昆虫による方法は適用できません。それに梨は自家受粉しないので、人工受粉が必須なのです。

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左の器具で花粉とピンク色の粉とを混合し、花粉に色づけします。その花粉を耳かきの親玉のようなポンポン(ぼん天)で梨の花一つ一つに受粉させます。ピンク色にしてあるので受粉済みかどうかが確認できます。

私もアルバイトで梨の摘花と受粉作業を経験しました。摘花の対象となった品種は[松島]という品種でした。せっかくきれいに咲いていた花をかわいそうですが情け容赦なく摘み取っていくのです。摘み取るときは傘を逆さにして枝にひっかけそこに花をためていきました。ぼん天で受粉させるときは長時間の上向き作業で結構きつかったが、楽しくもありました。

≪スライドショー≫

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